左:真下から見上げた通天閣。
右:今や数少なくなった貴重な名画座、新世界国際劇場(旧南陽演舞場、昭和五年)。洋画二本立てで、たまに凄くいい映画をやってくれる。ポルノの新世界国際地下は発展場としても有名であるが(笑)、昭和戦前期の映画館建築は最早現存するものが少なく大変貴重である。トイレのタイルなども美しく、手入れが悪い分オリジナルの内外装がよく残っている。この劇場の周辺は、夜になると女装したプロの「おかま」さんが多数現れることでも有名である。

左:新世界国際劇場の装飾窓。
中:同上。トマソン化している。(参考文献「超芸術トマソン赤瀬川原平著・ちくま文庫)
右:新世界にもう一つ現存する古い映画館、新世界公楽(旧新世界座、1947年と実は戦後派)。こちらは邦画の二本立てで、運が良ければ「総天然色」などと書いてあるポスターにもお目にかかれる、名画専門館である。


次へ


ギャラリートップへ