左:三階は殆ど改装の手が入っておらず、オリジナルをよく留めていた。バルコニーに出る扉を開けようとしているアキ少年。
中:トイレも非常に趣き深く、衛生陶器類もオリジナルであった。
右:元々は正面玄関ホールだった二階会議室。左の窓が各々観音開きの扉だった訳である。

  

左・中・右:オリジナルの衛生陶器や大理石製仕切板がそのまま残っている三階の便所。アーチ窓もいい雰囲気を醸し出している。

  

左:三階、大ホール二階席の入口には、右書きの表示がそのまま残されている。“號”ではなく“号”だが、現用漢字という訳ではなく、当時としては略字として用いられていたのである。
中:上でアキくんが明けようとしている扉を抜けると、このような露台に出る。
右:階段ホールの大アーチ窓を飾るメルヒェン調のステンドグラス。ファシズム台頭期に市公会堂という儼しい用途で建てられた建物にしては、やたらと可愛らしい図柄である。

 

左:三階階段ホールより踊り場の大ステンドグラスを臨む。下の扉の外はバルコニーになっている。
右:三階大広間。元は洋室だったと思われ、アールデコ調の装飾暖炉がある。伝統ある泉都別府にふさわしい素敵な座敷だった。