左:純和風の御殿風遊廓。しばらく空家になっていたので取り壊しが懸念されたが、また遊廓として復活したので喜ばしい。ただしどこも表向きは料理店ということにはなっているが、営業中は正面から撮ることは不可能なので、側面からの写真ばかりになる。なお大建築なので、この館内に二軒の遊廓が同居している。
右:こちらは大正浪漫をそのままフリーズしたかのような洋館風遊廓。こちらもかなりの規模の建築なので、今では遊廓のほか民家としても何世帯か入居しているようである。

 

左:上右写真の建物には、二箇所に二連の丸窓があるのだが、不思議なことにその造作が異なる。これは南側の二連丸窓。大正建築であるが、明治の擬洋風建築を思わせる、木組みによる色硝子窓である。
右:これは北側の二連丸窓。こちらは鉛の枠に様々な硝子を切って嵌め込んだ本式のステンドグラス、デザインはアール・デコ調である。丸窓左のサッシ引き戸は民家となっていて、自転車のおじいさんが入っていった。右側はすぐ角で、建物全体の正面であり、遊廓の玄関となっている。

 

左:同じ建物の二階窓。このような二連のステンドグラス窓が東面だけでも六組もあり、見事である。窓の上の丸い硝子は元々は電球が容れられていたのであろう。往時の華やかさが偲ばれる。
右:これは別の建物で見つけた擦りガラスの窓。海藻揺らめく海底に魚や珊瑚というメルヒェン調の図柄である。(※2004年1月4日追記。本年一月二日に探索したところ、この建物は既にプレハブアパートに建て替えられ、失われていることが確認された)



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